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今月の法話
2010/02
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月刊「白光」に掲載された法話の抜粋です。



潜在意識を変えるメソッド.

西園寺 昌美

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意識が自分の人生を創り上げる.
近年、意識の問題に手を入れる科学者が少しずつ現われはじめているが、これは私にとって大変な力になったと考えている。宗教家や精神的指導者ではなく科学者が意識の重要性を訴えるということは、20世紀においてはほとんど考えられなかった。そればかりか、意識と物質はある時点まで完璧に切り離されていた。
だが、21世紀になって、科学者の間でも意識の問題が取り上げられるようになってきたのである。これは地球に新しい文明が築き上げられる兆候であり、新しい世界を築き上げるためには、意識についての正しい理解が必要不可欠なのである。(中略)


潜在意識と顕在意識.
潜在意識と顕在意識についても研究しているある科学者によれば、我々の心の95パーセントは潜在意識、5パーセントは顕在意識であると述べている。そして95パーセントの潜在意識を司るものは習慣で、その習慣は6歳までの間にほぼつくられるという。なぜなら6歳までの子どもの脳は低周波数で働くように設計され、この周波数体の脳波は催眠トランス状態として知られているからだ。彼らは大人の指導を受けなくとも、他人(主として両親)の行動を催眠下で潜在意識にダウンロードして、それを自分自身の行動としてプログラムしている。そのために、6歳までに見聞きした大人の言葉、大人の行動を自分自身であると思い込み、それがズーッと今日まで来てしまうというのである。
確かに、成人を迎えた人が「あなたは若い頃のお母さんにそっくりだね」と言われ、その人自身は決してそうは思わないにも拘(かかわ)らず、していることは親そっくりだった、というのはよくある話である。催眠状態でダウンロードしてしまった情報を、習慣化された行為として自動的に演じてしまうのである。(中略)
私もまた、潜在意識を司るのは習慣であって、顕在意識を司るのは進化創造であると考えている。人は顕在意識で新しいものをどんどん創り上げ、新しいものを自分の中に取り入れていこうと試みているのである。しかし、多くの場合は、習慣の想いにより挫折してしまう。95パーセントの潜在意識に防備され、負けてしまう。それは多くの人が、幼少時に「おまえはバカね」「あなたはなんて頭が悪いの」「おまえには生きる価値がない」「世の中はよくならない」「世界は平和にならない」などといった否定的な言葉ばかりを聞かされ、それが潜在意識のデータベースになっているからである。
ではどうやって、潜在意識の否定的なデータベースを変えるのか。それが一番の問題であろう。(中略)


自分の力で潜在意識を変えるメソッド .
ここで私が申し上げたいのは、他の助けを借りずに、自分自身の力で習慣を変える方法がある、ということである。神に依存しない、ドクターに依存しない、他への依存を出来るだけしないで、自分自身の中から無限なる能力や無限なる可能性を引き出すことは、誰にでも出来るのである。
自分自身の力で潜在意識を変えてしまう方法、それが消えてゆく姿で世界平和の祈りであり、印であり、マンダラであり、呼吸法である。なぜこれらの行をすれば潜在意識が変わるのか。顕在意識で潜在意識の習慣を変えることは確かに難しいが、行の場合、顕在意識で潜在意識の習慣に対抗しようとしなくとも、ただコツコツと地道に祈り、印を組みつづければ、その間、神のひびきがひたすら潜在意識に植え込まれ、それが新しい習慣に組み込まれていくのである。そして結果的に、自然に習慣が変わっていくのである。
マンダラや呼吸法もまた、潜在意識を光明化させる絶大なる効果を発揮する。普段何気なく呼吸をしている時は、いろんな雑念がどんどん出てくるものである。その際、過去の経験とか自分の嫌なこととか、自分の苦しかったこととか、出来ないという否定的な想いが出てきてしまった経験はどなたにもあるであろう。それだけ潜在意識には、否定的な出来事や想いが多く染みついているのである。
しかし、息を止めている間は雑念が出てこないのである。苦しくなり、余計なことを考えられなくなった瞬間、凄い宇宙子エネルギーが入るのである。また、宇宙神の素晴らしいエネルギーを吸い込むことを意識しつつ行なう呼吸法は、今まで分離していた宇宙神とのコンタクトである。そのため光が、真理が潜在意識の中にズーッと入りつづけ、結果的に潜在意識のプログラムが変わっていってしまうのである。すると、その自らの意識によって、自らの潜在意識自体が少しずつ変わっていく。そうなって初めて自分の意識で自分の人生をコントロールできるようになるのである。
このようにして、潜在意識と体内に取り込まれた宇宙神のエネルギーは、自分自身を変化させ、その際に変化したひびきが周りにも配られていくのである。一人の媒体が救われるということは、当事者のみの問題ではないのである。呼吸法により宇宙神と交流した、その一瞬の凄いエネルギーが余波となって他人にも影響を及ぼしていくのである。だからこそ、一人の目覚め、一人の意識が世界を変えていくのであるし、今まで潜在意識に支配されて「出来ない」と思っていた人も、目覚めた人の余波の影響により、いつの間にか変わっていくのである。
祈り、印、マンダラ、呼吸法なくして潜在意識の習慣を変えるのは難しい。いや、無理であるとも言えよう。それらの絶大なる効果は、会員の皆様が証明している。皆様の意識は本当に光明化しているし、不安を感じずに堂々と生きておられるし、死の恐怖をも克服できるような心境になっておられるのである。祈り、印を組み、マンダラを描き、呼吸法を繰り返すうちに、我即神也が習慣化し、自然に光明思想になられたのだ。そして、どんな現われの中にもいいものを見ようとする意識が養われたのである。
それらのメソッド(行)をしていれば、遺伝子にコントロールされることは絶対にない。95パーセントの潜在意識にコントロールされることも絶対にない。それらを何千回、何万回と繰り返すことにより、ついには自らの意識で、信念で、意志で潜在意識に打ち勝ち、人間にもともと組み込まれている進化創造や我即神也を思い出すのである。なぜならそれらは、宇宙子科学であるからである。(中略)

「白光」2010年2月号より