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エッセー
: ベスト・エッセー 2006/06
日常生活で大切にしていること
2006/06
篠田実千代
私は49才の専業主婦です。
私が日常生活で大切にしていることは、一つ一つの言葉遣い、想い、行為に感謝を込めて生活することです。日々、無意識に言葉、想い、行為を積み重ねていることを反省し、消えてゆく姿で世界平和の祈りを行なっています。
私たちは、習慣になってしまっている言葉、想い、行為をどうしたら変えてゆくことが出来るでしょうか。
感謝が大切だとわかっていても、好きな人にも最初から「ありがとう」と言えないのに、ましてや嫌いな人に「ありがとう」とはなかなか言えません。そこで私は、人に対してではなく、まず自然に対して感謝してみることをお勧めいたします。身近な自然に対して感謝することを習慣づけると、次第にさまざまなものに感謝できるようになると思います。
私たちが生活するためには、いろいろな物が必要とされています。しかし、無意識に生活をしているために、その一つずつに感謝の想いが出てきません。
花を見ても美しいとは思いますが、「お花さんありがとう」と言葉にはなりません。空気を呼吸していますが「空気さんありがとう」と言って呼吸していません。食事を毎日3回以上していますが、食べ物に対して「ありがとう」と感謝しながら食べている人は少ないのではないでしょうか。
数えたら限が無いほど私たちは自然に対して恩恵を受けて生活をしています。自然が無かったら生活することも、生きてゆくことも出来ないのに、それに対して私たちは、感謝の想いも言葉も表わしていません。
これらに気が付いたことがきっかけとなり、私は身近なところから、まずは食物への感謝から始めました。今では食事の用意をする時に、感謝のスイッチが自動的に入るようになりました。キッチンに立った時にスイッチが入るのです。
感謝を始めたばかりの頃は、食事の材料の一つずつに「水さんありがとうございます」、「ジャガイモさんありがとうございます」と想いながら行なっていました。しばらくすると、意識がどんどん広がり始めました。「水さんありがとうございます」という感謝の祈りの次に「天象さんありがとうございます」、「世界中の子供達に水が行き渡りますように」「アフリカの天命が完うされますように」と祈っている自分に気が付きました。
「ジャガイモさんありがとうございます」という感謝祈りの次に「大地さんありがとうございます。」「地球さんありがとうございます」「宇宙の運行が完うされますように」と祈っておりました。そしてある時、「ありがとうございます」だけではなく、「白菜さん即神也」と祈っていることに気が付きました。こうして感謝の言葉はすべての命の神性をたたえる言葉に変わり、私の喜びはキッチンから始まりました。 今は、洗濯する時も、掃除をする時も、買い物に出かける時も同じように「○○さんありがとうございます」と想ったり、言葉にしたりしながら日常生活を送っています。
私たちが、何気なく無意識に発している言葉や想いや行為のエネルギーは、小さくて誰にも何処にも、そして自分自身にもあまり影響していないと思われがちですが、本当は、無限に大きく地球や宇宙と直結していて、それと私たちは感謝を通して、それと同じエネルギーを発しながら働いているのです。ですから、感謝のエネルギーを積極的に発することで、意識は無限大に広がり、私自身が変わることが出来たのだと思います。
自然に対して感謝が出来るようになると、身近な人に対しても感謝の言葉や想いが出てくるようになります。そうするとしめたもので、自然に感謝の言葉や想いや行為をしている自分自身に気が付き始めます。自分自身が変わった時の喜びは、今まで味わったことのないような、心の底から「ありがとうございます」と湧き出るような感謝の念を体験できると思います。
今から、変わりたいと思っている人にお勧めする一番の方法は、日常生活の中で出来る自然に対しての感謝をすることです。
私はこれからも、消えてゆく姿で世界平和の祈りと共に感謝することを深めるために祈りつづけます。
皆様の天命が完うされますように
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