白光真宏会 トップ1 白光真宏会 トップ2
ホームエッセー : ベスト・エッセー 2008/10




2008/10
.
石井恵子(沖縄県うるま市)

今年の夏はとても暑かったと言われていますが、その暑さをより暑く体験するかのように、私は半年前から沖縄に住みはじめました。
青くどこまでも広い空
白い大きな入道雲
暑い暑い毎日でした。日中、日差しが強すぎて、太陽の光が肌に突き刺さるような痛みを感じました。
家の掃除を始めると、身体中のすべての毛穴が全開したように汗が噴き出し、身体中びっしょりになります。
肉体はすごいなー
汗をかくことによって、身体の中の老廃物を外に排出し、皮膚呼吸がスムーズに出来るように大掃除をしてくれるんですね。
身体は息をしているんだ
こんな感覚をずいぶん長い間忘れていたように思います。
子どもの頃、確かにこんな暑さの中、自然と共に生きていました。
いつから忘れてしまったんだろう
人間はあまりにも快適な生活を望むばかりに、本来持っている無限なる能力を開花できずにいるんですね。
つい最近まで、風は私の身体の表面をただ通り過ぎていくだけでした。今、自然と共に生きはじめている私は、暑い時には暑さを感じ、汗をいっぱい流し、身体の中にたまっていた毒素を外に出しながら身体を整えて、風の通り道をつくっています。風はどうやら少しずつですが、私の身体の中を通り過ぎていくようになりました。
ふと、五井先生の御歌を思い出しました。
雨降らば雨の心になりぬべし
風吹かば風に融けて生くべし
常日頃、暑い!暑い!と無意識に天候さんに対して不平不満の多い私たちですが、すべての存在と一つであることを忘れずに、祈りと共に生きていきたいと切に思います。
そういえば近頃は、朝晩吹く風の中に、秋の気配を感じるようになりました。
すべての存在よ
私たちを日々生かしてくださって
本当にありがとう



ベスト・エッセー2008年 目次に戻る



エッセーを募集!
あなたもエッセーを書いてみませんか? テーマは、愛、叡智、調和、美、勇気‥‥など、何でも結構です。

字数: 800字程度
期限: 特になし。
送り先: Eメールで、白光真宏会ホームペ−ジエッセー募集係へ。

なお、掲載の選考に関しては、当方に一任願います。

原稿送り先・お問合せ