ホーム
>
エッセー
: ベスト・エッセー 2011/08
「有難う」を祈りつづける
2011/08
吉田 祝(宮城県)
世界平和の祈りの中に、「守護霊様ありがとうございます。守護神様ありがとうございます」という祈り言葉があります。守護霊様、守護神様が常に私たちを守ってくださっていることへの感謝の祈りですが、祈り始めた頃は、有り難いと口では言っても、全く有り難いと思えない日々でした。
それでも、悲しい時もつらい時も感情が揺れ動くたびに、また何でもない時にも世界平和の祈りは続けていました。するといつの間にか、“こうやって生かされていて有り難いな”“一人暮らしだけど周りの方々が助けてくれて有り難いな”……と、自分の中から自然と感謝の気持ちが湧いてくるようになりました。自分は本当に守られているという安心感と感謝が持てるようになり、今では、ほとんどのことに恐れを感じない心境にさせていただきました。
3月の大地震の際、私が住んでいる地域も随分揺れましたが、慌てるということはなく、グラグラと揺れている最中も大丈夫だと思って祈ることが出来ました。有り難いことに家の損傷もなく、近所の方々も助けてくれていますが、本当に不安、動揺が自分の中に起きなかったのは、祈りの力のお蔭だと思います。
震災ではたくさんの方が亡くなり、4ヵ月経った現在も余震が頻繁にあり大変な状況にある方がたくさんいらっしゃって、原発も予断を許さない状況が続いています。テレビでそういうニュースを見るとどうしても気持ちが暗くなりますが、世界平和の祈りを祈っていると、「絶対大丈夫。すべては必ずよくなる」「ただただ有り難い」という感謝の気持ちが溢れてきます。世界平和の祈りはいつでもどこでも祈ることが出来る簡単な祈り言葉ですが、祈りつづけているうちに“祈るところに必ず救世の大光明が輝き、自分が救われるとともに、世界人類の光明化、大調和に絶大なる力を発揮する祈り”であることが、理屈ではなく実感されてきます。私でもそうだったのですから、誰でも絶対に実感できると、自信をもってお伝えできます。
友人や近所の方はやはり、亡くなった方たちのことを思い、暗い気持ちになられる方も多くいます。ですから「そんな時は亡くなった方々にご苦労様、有難うという思いを出したらいいよ」とお伝えすると、その時はそうでもなくとも、何日かすると「それが一番いいのかもね」とよく言われます。亡くなった方々は大きなお役目を担い、先に神様の世界に行かれたのだと思います。ですから、その方々に出来る一番のことは、感謝の祈りを送ることだと思います。
また、「困ったことになった」と憂えている方には、「空や海に向かって、有難う、と大きな声で唱えるといいですよ。心から思えなくても、“悲しい。でも有難う”でいいから言ってみてください。悲しいことを我慢しなくていいけれど、そこに有難うをつけ加えて言ってみて」とお話ししています。私たちが自然に対して出来ることも、まずは生かしてもらっていることへの感謝の祈りではないでしょうか。
祈っているうちに私の祈りは私自身の心に届きました。同じように、祈りはすべてのものに届くと確信しています。日本がこのように大変な状況にある今だからこそ、改めて、すべては必ずよくなる、そう強く信じ、「有難う」の気持ちで祈りつづけていきたいと思います。
>
ベスト・エッセー2011年 目次に戻る
エッセーを募集!
あなたもエッセーを書いてみませんか? テーマは、愛、叡智、調和、美、勇気‥‥など、何でも結構です。
字数: 800字程度
期限: 特になし。
送り先: Eメールで、白光真宏会ホームペ−ジエッセー募集係へ。
なお、掲載の選考に関しては、当方に一任願います。
>
原稿送り先・お問合せ